超高齢化社会に向けて

1985年に私の生まれ故郷である福岡県朝倉郡に
稲永病院を開設した当時、これから先の社会は、医療は、
どう変化していくのだろうと考えたとき、

やはり問題となる超高齢化社会と高齢者向け医療サービスに
着目すべきだという結論に至りました。
様々な世代で慢性疾患を抱える方が多くいるなかで、
高齢化は止まらず、またこの厳しい時代にご家族の負担は
増える一方にあると思います。

私は常々「患者様やそのご家族にできる限り経済的負担を
かけず、良い医療を提供する」ということを念頭に置いて
おり、医療とは皆様にとって常にやさしいものでなければ
いけないと考えております。
この方針を掲げ、当院では慢性期病床というスタイルを
10年以上貫いてまいりました。

志を同じくするベテラン職員も数多く育ててまいりました。
当院はこれからも社会と皆様にやさしい医療を提供することを
目標としていきます。